協同バスを志望した理由は？

【安田】介助員の仕事をしている先輩の様子を見聞きする中で、私も働いてみたいと思いました。実際に体験して、先輩から聞いていた話がその通りなのか知りたいという興味がありました。

【大塚】家庭でも子どもたちと一緒に遊ぶことを楽しみにしているのですが、スクールバスの介助員は、子どもと関わる仕事ということで、自分にも出来るのかなと思ったことがきっけです。

現在の仕事内容を教えてください。

【安田】特別支援学校に通う子どもたちがして欲しいことをお手伝いします。話しをすることが困難な子どもさんもいますので、態度や仕草で伝えくることをこちらで察知して手助けをしています。時には機嫌が悪かったり、怒ったりするケースもありますから、歌を唄ってあげたり、その子どもさんの好きな話をしたりして気持ちを和ませ、学校に着くまで気分よく、楽しく過ごせるよう努力しています。

【大塚】スクールバスで特別支援学校に通学している小学生から高校生までの児童・生徒さんの介助をしています。例えば鼻水が出た子どもさんにティッシュを手渡したり、手足の痒みを掻いた時の出血の手当てをしたり、けんかが始まった時には、その仲裁に入ります。子どもさんたちがうまく出来ないこと、やってほしいことに対応する仕事です。

入社して良かったことや、
仕事のやりがいは？

【安田】会社自体がとても温かく、一人一人の社員に対しての思いやりがとてもあります。本人だけじゃなくて家族に対してもやさしく対応してくださることが一番です。
介助員の仕事では、朝、登校時、けんかを始めてしまう子どもさんもいて仲裁に入るのですが、下校時には仲直りした子どもさんたちが「安田さん、ただいま」と笑顔で応えてくれて、無事、保護者さまの元に送り届けられたとき、「今日も一日良かったな」と思えます。

【大塚】子どもさんたちがみんな、素直で気持ちが真っすぐなので、大人の私のほうが教わることがあります。そんな子どもさんたちにスクールバスでの登下校の時間を、気分良く楽しく過ごしてもらうことが、一番のやりがいでしょうか。

今後の目標を教えてください。

【安田】バスの中で、年齢の上の子が下の子の面倒をみる、そんな子どもさん同士の様子を、一歩下がりながら見守っていきたいと思っています。子どもさんの自主性を大切にしながら、必要なときにお手伝いができるように。私が健康である限り、この仕事を続けたいと思っています。

【大塚】バスの中では、年齢が上の子が下の子をよく面倒をみています。私が他の用事で面倒が見られないとき、上級生の子に下級生の子の面倒を頼むと、喜んで引き受けてくれます。子どもさんたちには、そういう気持ちで関係を続けていってほしいですね。今後も子どもさんたちの姿を見守っていければと思っています。